相模原 青葉台




<お知らせ>

ただいま新型コロナウィルス感染拡大防止のため、こども食堂&こども寺子屋の開催に代わって、 当初の開催予定日に「お弁当の無料配布」を行っております。 詳細はブログhttps://ameblo.jp/novinye-kodomo/にて配信しておりますのでご確認ください。

概要

ノヴィーニェこども食堂こども寺子屋とは、 地域の手で子供たちを支え育てる場所。
子供たちにとって、学校や家庭以外の居場所、「第二の家」となるような存在です。

どんな子供でも、参加できます。

子供たちにとって、学校以外のコミュニティーで、 様々な友達と交流することは、とても貴重な経験になると思います。 誰にでも開かれた入りやすい交流の場をつくることで、特に貧困家庭の子供たち、一人で食事をすることが多い(孤食の)子供たち、 地域社会から孤立しがちな外国人家庭の子供たち、 学校になじめない子供たち、学習のサポートが必要な子供たちの支援につながればと思っています。

様々なバックグラウンドをもつ子供たちが集まって、 一緒に食事をしたり、レクレーションをして遊んだり、勉強したり、 子供達が安心して楽しく過ごせる場所となることを目指します。

こども食堂

こども食堂とは、子供が一人でも入れて食事のできる場所です。
地域の子供たちに、家庭料理を中心とした、おいしい食事を無償で提供します。
子供たちが集まって、みんなでワイワイ楽しく、 お腹いっぱい食べられる場所です。
子供たちに、食事の楽しさを感じてもらえたら嬉しいです。

こども寺子屋

こども寺子屋とは、地域の子供たちがレクレーションをして遊んだり、 勉強したり、自由に使える空間です。

ぬりえやゲーム、絵本などのコーナーもあります。 日程により、異文化体験のできるイベントの開催や、 学習サポート、語学教室、ワークショップなども行います。 芋ほり体験・野外炊飯・火おこし体験・かまどづくり体験など、野外での活動もあります。

様々な体験を通して、子供達が伸び伸びと成長していけるような サポートをしていきたいと思っています。


<寄付金受付口座>
※期限はございません。

●ゆうちょ銀行(郵便振り込み)
金融機関コード:9900

 ◇ゆうちょ銀行からは
   記号:10980 番号:08889131 名前:トクヒ)アフリカヘリテイジコミティー

 ◇他金融機関からの振込みは
   店名: 〇九八(ゼロキュウハチ) 店番: 098 預金種目: 普通預金
   口座番号: 0888913

相模原へのアクセス

場所:ノヴィーニェ・ホール2F(相模原市中央区5-11-3きめたハウジング第5ビル2F)
JR相模原駅より徒歩10分 矢部駅方面にさんはぜ通りをまっすぐ。米軍基地・西門近くです。

横浜(青葉台)へのアクセス

青葉台会場は2020年9月より新しい事務所(青葉台駅近く)に移転しました。
※会場をお間違いないのないようご注意ください。
【新しい会場】
アクセス:青葉台駅より徒歩5分
     ※環状4号線(駅前大通り)より1本裏の通りの、佐々木歯科の隣の建物になります。
<グーグルマップのリンク>
住所: 神奈川県横浜市青葉区青葉台2丁目9-6青葉台Kハイム105

理事長よりご挨拶

NPO法人アフリカヘリテイジコミティ 理事長 トニー・ジャスティス

はじめまして。「ノヴィーニェこども食堂こども寺子屋」を運営しているNPO法人アフリカヘリテイジコミティの理事長トニー・ジャスティスです。

私はアフリカのガーナ出身で,20年以上日本に暮らしています。これまで,本当にたくさんの方々に助けられ,支えられてここまでやってきました。そんなお世話になった日本の皆さまへ,何か自分にできるかたちで恩返しがしたいと思い,アフリカヘリテイジコミティを立ち上げ,活動をはじめました。

活動のひとつは,私のルーツであるアフリカの文化を伝えることです。日本では,まだアフリカの文化について,よく理解されているとは言えません。アフリカには,伝統的に伝わるすばらしい文化<アフリカヘリテイジ>がたくさんあります。

そのすばらしさを少しでも日本の皆さまに知ってもらい,理解を深めてもらうことは,日本の将来の発展にもつながっていくことと思いました。

そこで,アフリカヘリテイジコミティではアフリカ文化やアフリカにルーツをもつ世界の国々の文化 をテーマにしたフェスティバルを定期的に開催しています。

特に,日本の未来を担う子供たちには,こうしたイベントでの異文化体験を将来に役立てて,グローバル化する世界にでて活躍していってもらいたいと思っています。

もうひとつは,未来を担う子供たちの健全育成に貢献することです。社会には様々な問題があります。その社会を変える ためには,子供たちをきちんと育て教育していくことが,最も重要だからです。

私が日本に長く暮らしていて,アフリカに帰るたびに,いつも心が痛むことがあります。それは,ストリートチルドレンの子供たちの存在です。

アフリカには,家がなく道端で寝起きしている子供たちがたくさんいます。彼らは経済的な事情から学校に通うこともできません。

この子供たちを救うために,何かできることはないだろうかと,これまでずっと考えてきました。そして立ち上げたのが「学校をつくろう プロジェクト」です。この子供たちが将来生きていくために一番大切なことは教育です。でもそのまえにまず,住むところがあり,着る服があり,食べるものがあり,医療を受けられる環境が必要です。この子たちの生活を保護し,守らなければ いけません。なので「学校をつくろうプロジェクト」では,ただ単に学校をつくるだけでなく,養護施設を兼ねた学校をつくることを目標としています。

私は子供たちが大好きで,一人でも多くの子供に笑顔になってもらいたいと思っています。それはアフリカの子供たちだけでなく,日本の子供たちに対しても同じです。

最近,日本では満足な食事をとることができない子供や,一人で夕食を食べる子供が増えているということを知って,とてもショックを受けました。食べることは生きることの基本です。そして,誰かと一緒に食事をすることも,子供の成長には欠かせない大切なことです。アフリカでは,家族や近所の人たちが集まっ て,みんなでひとつの鍋に手をつっこんで食べます。食事の場で,大人たちが色んなおとぎばなしを話してくれたり,太鼓に合わせて歌を歌ったり,踊りを踊ったり,アフリカでは,食事はとても楽しい時間であり,文化を次の世代に伝える大切 な時間でもあります。

日本の子供たちにも,みんなでワイワイと楽しく,おいしくご飯を食べられて笑顔になれる場所をつくりたいと思い,「ノヴィーニェこども食堂」をオープンすることを決めました。「ノヴィーニェ」とは,私の出身,エヴェという部 族のことばで「兄弟・仲間」という意味です。地域の子供たちが,家族のように集まって食べたり学んだりできる場所にしたいと思っています。

同時に,アフリカ文化をはじめとした異文化体験の機会もつくり,国際交流の場にもしていきたいと思っています。

ここでは,国籍を問わず,どんな子供でも歓迎します。

最近の日本では,核家庭化が進み,子供たちが外にでて自然のなかで過ごす機会も減り,限られた人間関係のなかで育つ子供が増えてきています。 スマホをつかってやりとりするなど,直接会話する機会も減り,子供たちのコミュニケーション能力が育ちにくい環境になってきたといわれています。

子供たちのコミュニケーション能力を伸ばすためには,様々なコミュニティーで,自分とは環境の異なる人々と沢山出会い,交流することが大切だと思います。

今の子供たちは大人になったら,グローバル化する社会のなかで,高いコミュニケーション能力や国際的な感覚を求められてきます。

「ノヴィーニェこども食堂・こども寺子屋」では,学校や年齢、国籍の異なる子供たちが集まり,様々な経験・異文化体験ができる場所です。地域の子供たちが,伸び伸びと成長していくことに少しでも貢献できたらと思っております。

こうした活動が,特に貧困家庭の子供達,ひとり親家庭の子供達,留守家庭などで,普段一人で食事をすることの多い子供達,地域社会から孤立しがちな外国人家庭の子供達,学校になじむことのできない子供達など,様々なバックグラウンドをもつ子供達の支援につながることを目指しています。

こども食堂こども寺子屋を運営していくためには,皆さまの支えが必要です。皆さま一人ひとりのできるかたちで,ぜひご支援をお願い致します。地域の大人たち,みんなが関わって,一緒に子供たちを育てていきましょう。