概要

ノヴィーニェこども食堂こども寺子屋とは 地域の手で子供たちを支え育てる場所です。

こども食堂

こども食堂とは,子供が一人でも入れて食事のできる場所です。

地域の子供たちに,和食(家庭料理)を中心とした,栄養バランスのとれた食事を提供します。

特に,貧困や孤食の子供たちが,お腹いっぱい食べることができ, 食事の楽しさを感じられる場所を目指します。

こども寺子屋

こども寺子屋とは,地域の子供たちが学校の宿題をしたり, 勉強をしたり,自由に使える空間です。

学習サポートや,語学教室・ワークショップも行います。

農業体験や就業体験など,外での活動もあります。

特に,留守家庭で放課後一人で過ごす子供たちや, 学習のサポートが必要な子供たちの居場所となることを目指します。

こども食堂

5:00PM~8:00PM (入場は7:30PMまで)
※毎月第3水曜日は「世界の料理の日」
対象:幼児~高校生
会費(参加費):300円 ※相談に応じます。(一緒に来た大人の方も300円です。) 定員:20名(※20名以上になる場合もあり)

こども寺子屋

日時:毎週 月・火・水・木・金
(祝日はお休みします。最初の3ヶ月は試し期間として週3回)
2:30PM~5:00PM
場所:ノヴィーニェ・ホール2F(相模原市中央区5-11-3きめたハウジング第5ビル2F)
対象:幼児~高校生
入場:無料

相模原

場所:ノヴィーニェ・ホール2F(相模原市中央区5-11-3きめたハウジング第5ビル2F)
※ただいま実施に向け準備中,2016年中にオープン予定です。

横浜

※ただいま実施に向け準備中,2016年中にオープン予定です。
こども食堂
日時:毎月2回
5:00PM~8:00PM (入場は7:30PMまで)
対象:幼児~高校生
会費(参加費):300円 ※相談に応じます。(一緒に来た大人の方も300円です。)
定員:20名(※20名以上になる場合もあり)

場所:横浜市青葉区青葉台1丁目15番地3号高橋青葉ビル B1F

理事長よりご挨拶

NPO法人アフリカヘリテイジコミティ 理事長 トニー・ジャスティス

はじめまして。「ノヴィーニェこども食堂こども寺子屋」を運営しているNPO法人アフリカヘリテイジコミティの理事長トニー・ジャスティスです。
私はアフリカのガーナ出身で,20年以上日本に暮らしています。これまで,本当にたくさんの方々 に助けられ,支えられてここまでやってきました。そんなお世話になった日本の皆さまへ,何か自分にできるかたちで恩返しがしたいと思い,アフリカヘリテイジコミティを立ち上げ,活動をはじめました。
活動のひとつは,私のルーツであるアフリカの文化を伝えることです。日本では,まだアフリカの文化について,よく理解されているとは言えません。アフリカには,伝統的に伝わるすばらしい文化<アフリカヘリテイジ>がたくさんあります。
そのすばらしさを少しでも日本の皆さまに知ってもらい,理解を深めてもらうことは,日本の将来の発展にもつながっていくことと思いました。
そこで,アフリカヘリテイジコミティではアフリカ文化やアフリカにルーツをもつ世界の国々の文化 をテーマにしたフェスティバルを定期的に開催しています。
特に,日本の未来を担う子供たちには,こうしたイベントでの異文化体験を将来に役立てて,グローバル化する世界にでて活躍していってもらいたいと思っています。
もうひとつは,未来を担う子供たちの健全育成に貢献することです。社会には様々な問題があります。その社会を変える ためには,子供たちをきちんと育て教育していくことが,最も重要だからです。
私が日本に長く暮らしていて,アフリカに帰るたびに,いつも心が痛むことがあります。それは,ストリートチルドレンの子供たちの存在です。
アフリカには,家がなく道端で寝起きしている子供たちがたくさんいます。彼らは経済的な事情から学校に通うこともできません。
この子供たちを救うために,何かできることはないだろうかと,これまでずっと考えてきました。そして立ち上げたのが「学校をつくろう プロジェクト」です。この子供たちが将来生きていくために一番大切なことは教育です。でもそのまえにまず,住むところがあり,着る服があり,食べるものがあり,医療を受けられる環境が必要です。この子たちの生活を保護し,守らなければ いけません。なので「学校をつくろうプロジェクト」では,ただ単に学校をつくるだけでなく,養護施設を兼ねた学校をつくることを目標としています。
私は子供たちが大好きで,少しでも多くの子供に笑顔になってもらいたいと思っています。それはアフリカの子供たちだけでなく,日本の子供たちに対しても同じです。
最近,日本では満足な食事をとることができない子供や,一人で夕食を食べる子供が増えているということを知って,とてもショックを受けました。食べることは生きることの基本です。そして,誰かと一緒に食事をすることも,子供の成長には欠かせない大切なことです。アフリカでは,家族や近所の人たちが集まっ て,みんなでひとつの鍋に手をつっこんで食べます。食事の場で,大人たちが色んなおとぎばなしを話してくれたり,太鼓に合わせて歌を歌ったり,踊りを踊ったり,アフリカでは,食事はとても楽しい時間であり,文化を次の世代に伝える大切 な時間でもあります。日本の子供たちにも,みんなでワイワイと楽しく,おいしくご飯を食べられて笑顔になれる場所をつくりたいと思い,「ノヴィーニェこども食堂」をオープンすることを決めました。「ノヴィーニェ」とは,私の出身,エヴェという部 族のことばで「兄弟・仲間」という意味です。地域の子供たちが,家族のように集まって食べたり学んだりできる場所にしたいと思っています。
こども食堂こども寺子屋を運営していくためには,皆さまの支えが必要です。皆さま一人ひとりのできるかたちで,ぜひご支援をお願い致します。地域の大人たち,みんなが関わって,一緒に子供たちを育てていきましょう。